今日の老子
無仕事という仕事をしろ。(第六三章)
老子は、仕事というものに反対なわけではありません。
ここで言う「仕事」とは、「干渉」のことです。
では、「無干渉で干渉しろ」とは、どういう意味なのでしょう?
老子は、干渉を禁じているのでしょうか?
それは、イエスでもあるし、ノーでもあります。
イエス。直接に干渉する意味では、禁じています。干渉をすべきではありません。
ノー。タオによってという意味では、干渉を禁じてはいません。
あなたのホログラム(すなわち、この世界)に干渉しないことによって、影響を与えることができるのです。
それは、玄牝(げんぴ)と呼ばれます。
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–謎を解読
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