今日の老子
そして、魂と魄をタオと一つにしたまま保っておけるか?(第十章)
昔、中国の人たちは、肉体が滅びると、魂は天に、魄は大地に、それぞれ向かうと考えていました。
昔からの言い伝えは、いつもいつも、良き教えへと導いてくれるというわけでもありません。
ここに、心と体の二見がうかがえます。(『二見』・・・二つに分割する考え。「判断」して、断ち切ってしまうこと。)
心と体は、別なものなのでしょうか?
もし、そうだと思えば、それはそうなります。しかし、そう考えてしまうと、玄同するのが、ちょっと難しくなります。
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–天の門 玄牝(げんぴ)の説明があります。
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