今日の老子
まったくもって、すべてと無は互いに互いを生み出すのである。(第二章)
さて、今回はついに、「無とは、すべてである」という東洋の謎がやってきましたね。
それを口にする人はいても、本当はどんな意味なのか教えてくれる人はいません。
「すべて」という言葉をホログラムに、「無」という言葉をエネルギーに置き換えてみてください。
上の文は、「ホログラムとエネルギーは互いに互いを生み出す」となります。
少しは簡単になりましたか?
「老子」を読み解く上で、「ホログラム」という言葉は、大切な鍵になります。
老子や、道元のような禅師らは、「ホログラム」という言葉を使わずに、よくタオのメカニズムが説明できたなとつくづく思います。
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