2008年12月10日水曜日

始まり

今日の老子

名前をつけられないものが、天と地の始まりである。第一章


名前をつけることのできないエネルギーが、物という存在の源です。

すごいですよね。原子や分子(や量子力学)といった概念の助けなしに、老子や当時の思想家たちは、この考えに至ったわけです。

いや,もしかすると、その逆で、現代に生きる我々が、こんな簡単なことを知らないのかもしれません。

この老子の一文は、ホログラムという視点から解釈することも可能だと思います。

天と地というものは、実は、我々の頭の中に投影されているのです。


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