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2008年12月26日金曜日

話す者は

今日の老子

話すものは、知らない。(第五六章)


近頃、皆、話しすぎます。かつて、沈黙は金でしたが、今は何か良くないもののようです。

この名言には、解釈の必要はありません。

分析のし過ぎは、ものごとをこんがらがらせるだけです。

老子はあまり多くを語りません。

道元は多くを語ります。


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2008年12月21日日曜日

話さない

今日の老子

知る者は、話さない。(第五六章)


説得力なんてなくていいんです。おしゃべりでなくていい。

この一文は、昔ながらの「沈黙は金」という教えのようですね。

それで、充分。

でも、この単純な言葉の裏側には、より深い意味があります。

老子が言いたいのは、「もしタオがどう働くのかを知っていたら、口を開いて、目の前で起きていることにちょっかいを出そうなんて、決して思わない」ということです。

ただ、そのまま放っておくのです。

それが、玄同への第一歩です。

(訳注 「玄同」とは、タオと一つになることです)


2008年12月13日土曜日

穴をふさげ

今日の老子

穴をふさげ。

門を閉じよ。(第五六章)


「見ざる、聞かざる、言わざる」老子はそう言いたいのでしょう。

これを聞けば、やはり日光・東照宮の三匹の猿を思わずにはいられません。

これは、英知なのでしょうか、それとも単なる勇気のなさなのでしょうか? (西洋の人にとっては、たいてい後者にあたります)

老子は、明らかに、行動することや意見をはっきり示すことは、ちっとも解決に結びつかないと、考えています。

「穴をふさげ。口を閉じろ。テレビを消して、世界の派手な出来事なんかに耳を傾けるな」と老子は言います。


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